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「『微生物さん』は、神様です」

『ゆの里通信』Vol.3
あの人に会いたい「微生物的環境技術研究所主幹 平井孝志」

微生物さんはすべての生物のご先祖様!

「地球が誕生したのは46億年ほど前で、生命が誕生したのが40億年前だといわれていますけど、今のような海水になったというのは、ほんの2~3億年前です。それで生物が完全に揃ったのは6000万年ぐらい前ですから46億年の歴史の中で、今のような生態系ができたのは、ほんのついこの間のことなんです。
 その中で40億年生き続けたのは〝微生物さん〟だけです。とにかく微生物が今の地球生物全部のご先祖様ですからね。だから私に言わせると〝微生物さんは神様〟なんです。地球上のすべての生物は、微生物→植物→動物というエネルギーの循環(下図参照)に沿って生活しています。たとえ人間であろうとそれ以外の道はありません」

水・ミネラル・微生物が生態系の原点

「地球上に存在するあらゆる元素が溶け合った原始海水の中で、最初の生物である微生物が誕生しましたが、生命の発生、進化、生物たちの代謝など生理作用のすべては、活力ある水の中で行われるように仕組まれているようです。
 この惑星、地球に満ちるあらゆるエネルギーを余すことなく適切に受け入れ、それに対応し、反応することで生きるしかない我々地球生物は、その反応の一切を体液や血液もすべて含んだ人智を越えた水の能力に依存して生命を現象しているんです。
 私たちの身体は約70%が水であるといわれていますが、特に、脳や重要な臓器など機能を司る部位の水分率は80%以上に上るともいわれています。肉体は水の器であるといっても過言ではありません。ならば私たちの健康は、体内の〝水の良し悪し〟に大きく左右されるという理屈になります。
 実際のところ、細胞は内外ともに水に浸かった状態でなければ生きていけません。水は代謝の基本舞台、栄養や排泄の通路です。そして、新陳代謝が正常に行われるためには、細胞を取り囲んでいる水である体液が活性化していることが非常に重要になってきます。そして、この水の活性化のためには、水中に多種多様なミネラルがバランスよく溶存していることが大切です。何かだけが多過ぎてもいけません。極々微量でもミネラルは良い働きをするんですね。
 H2Oは、水の分子を表す化学式ですが、H2Oを構成する原子である水素は、1秒間に3800兆回ほど振動し、酸素は3900兆回ほど振動しています。また、静止していると思えるコップの水も実は1秒間に1兆回ほど振動し、上下左右、前後に揺れています。このように烈しい〝動の世界〟が水の正体であり、極めて高いエネルギーを有していると考えるべきです。
 病気になるということは、体内の水が外的や、悩みやストレスなどの心的影響により低秩序化し、振動数が減り、不活性になるからだと考えられます。 私たちは生命現象を細胞に依存しています。そして細胞は内外ともに水に浸かった状態で生きていますから、この水が不活性になると、細胞が弱まるのは当然の理屈です。
 こうした活性力の低い水を活性化させるには、イオン化された多種類のミネラルを口から飲んだり、食べたり、身体を水に浸して皮膚表面の毛穴から吸収させたりする必要があります。これにより特定の金属イオン及び、多種のミネラルイオンが共同して、水が本来持っている烈しい運動を回復させるような波動を生じ、体内の水を活性化、正常化していくんです」

生命にとって尊い水

 「水は活性力を得るとそれ自身、生きもののように振る舞います。変化し、成熟し、構造化し、破壊し、自己再生しながら水に溶け込んできたものと反応します。さらにその途上、水は水分子同士でも反応し合って「摂理」という宇宙・自然の法則にすべての生命・生物を添わしめ、生存せしめる方向で働きます。しかも、その反応の平均速度はピコセカンド(1兆分の1秒)という凄まじさです。
 水は、特に体液の中の水分子群は、身体の部位ごとの特徴ある働きを健全に行わせるために、構造をつくって活性のあり方を決めているようです。
 生物体内で摂理という法則からの指令に添うために水の構造は自由自在に千変萬化しますが、その変化を自在に行うときに用いる道具がミネラルなんです。
 道具は多種類あることが大切です。溶け込んでいるミネラルのせめぎ合いなんですよ。それによって構造が変わります。理論的にはそうでないとおかしい。そうすると、それがきっちり多元素で整っていたら「ゆの里」の水みたいになると。
 そういう「生命にとって尊い水」を飲んだり、そういう水に身体を浸けることによって、身体の組織の振動準位が高められます。そして体内の水分子は正しい波動エネルギーを輻射して、細胞間を波打って移動します。各細胞はミクロの波動によって洗浄され、生命力ある熱的エネルギーに満ちてきます。身体は電磁波動を生き生きと輻射し、いわゆる生気に満ちてくる状況になるんです。
 昔から日本には〝水一升医者いらず〟という言い伝えがあります。体液中に悪い水があっても、徐々に根気よく活性の高い水と交換していくとガンといえどもほぐされていくという理屈です。
 体内の水が活性化すると、
200兆にも及ぶ体内の微生物さんたちが活性化し、悪性のガスは消え、消化が自然のものに修正されます。そして、ホルモンやビタミンの生産が正常になり、微生物代謝副産物としての各種誘導体の生成も盛んになる。何よりも活性化した体液に満ちた個体は菌にも病気にも侵されがたくなるんです」

平井 孝志(ひらい・たかし)

昭和5年大阪生まれ。
1972年、微生物的環境技術研究所を設立し、現在同研究所主幹。
1992年、ブラジルで開催された地球環境サミットで日本人の実践者として紹介されるなど、壊れつつある自然界の循環を甦らせる「地球の医者」と言う愛称でマスコミを始め各界から評価が高い。タイでの長年にわたる植林活動がNHKで取り上げられたり、ベトナムの土壌改良指導等多彩な活動を展開。
2001年 世界湖沼会議において「水浄化の新技術開発シンポジウム」座長を務める。
『Dr. for the Earth 地球のお医者さん』(生食協会) 『背戸川排水路水質浄化対策事業〜その技術概要と成果の報告』(微環研) 『共生と環境の思想を求めて』(共著京都フォーラム編、NHK出版) 『無の技術論〜私の自然学』(「現代農業」全18回連載)など著書多数